心霊現象として有名なものに慰霊の森があります。事故が起こったのは1971年7月30日。
岩手県の雫石(しずくいし)上空で千歳発羽田行きの全日空旅客機と、訓練中の航空自衛隊戦闘機が空中衝突したというもの。両機とも大破し墜落しました。
自衛隊の乗員は脱出したものの、旅客機は空中分解し乗客乗員162名全員が死亡しました。落下する際の音は20㎞も離れた盛岡市まで届いたと言われています。
全日空旅客機の事故現場では、犠牲になった人々の慰霊碑が昭和50年10月に立てられました。周りは公園となり慰霊の森と呼ばれています。
ここは日本でも有名な心霊スポットとして、広く世の中に知られています。
ここで起こった心霊現象を二つほど紹介します。
最初に紹介する心霊現象は男性が車に乗っていた時の話。頂上まで車でドライブ、深夜に頂上に到着したあとのこと。
何も恐い体験ができないと、あきらめて帰路につくと車が急に停止したそう。
辺りを見回しても何もなく、再発進しようとしたその時後ろの窓ガラスを叩かれたという。
急発進したあとも、しばらくは車全体を何かで叩かれていたとのこと。
さらに車に手形がついていたという怖い体験談です。
2つ目の話は若い女性が友だちと、肝試しに慰霊の森を車で訪れた時の話。
慰霊の森に近づくにつれ、言いようのない重苦しい空気に包まれました。
そして突然、車のエンジンが停止してしまいました。エンジンを再始動するも全然かからず困っていると、急に車のカーステレオから低い男性の声が聞こえてきて、「帰れ、来るな」と言われたそう。
カーステレオのスイッチは入っていない状態ですが、突然聞こえてきたようです。
友人同士2台の車で出かけたのですが、別の車でも同様のことが起こっていたそうです。
恐怖に震えがきて急いで引き返そうとしたら、車のエンジンがかかり事なきを得たようです。
肝試しなど、遊び気分ではいかない方がいいところのようですね。
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